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熱中症による救急搬送人員や死亡者数は全国的にも高い水準で推移しており、皆様の健康にとって重大な脅威となっています。 熱中症は日中の屋外だけでなく、空調の入っていない室内や就寝中にも発症することが特徴です。 また、残暑も夏の疲労蓄積から熱中症リスクが高まるため、決して油断はできません。 体温調節機能が未発達な小児や、機能が低下している高齢者は成人よりもリスクが高いため、ご家族や周囲の方による積極的な見守りと配慮をお願い申し上げます。
予防の基本は、室内の適切な冷房使用による「暑さの回避」と、のどの渇きを感じる前の「こまめな水分・塩分補給」です。 のどが渇いていなくても1日あたり1.2Lの水分摂取を目安とし、大量の発汗がある場合は電解質を含むスポーツドリンクや塩分を補給してください。
また、日常生活の中で以下のような「脱水症の初期サイン」に注意し、素早く察知することが重症化を防ぐ鍵となります。 ・手が冷たくなっている ・口の中や舌(ベロ)の乾燥 ・皮膚をつまんで離した際、元の形に3秒以上戻らない ・親指の爪先を押して離した際、赤みが戻るまでに3秒以上かかる
もし、めまいや頭痛、倦怠感といった症状が現れ、熱中症が疑われる場合は速やかに以下の応急処置を行ってください。 ①水分補給:意識がはっきりしており、自力で飲める場合にのみ水分・電解質を補給します。 ②冷却:首筋の両側、わきの下、足の付け根など、太い血管がある部分を冷やして体温を下げます。 ③安静:風通しの良い日陰や、冷房の効いた涼しい室内に移動して安静にします。 ④救急:呼びかけに対する反応がおかしい、または自力で水分が飲めない場合は誤嚥の危険もあり、極めて危険な緊急事態です。 口から無理に水分を摂らせることは厳禁とし、直ちに119番通報(救急車要請)を行ってください。 なお、明らかな脱水時の電解質補正には経口補水液が有用ですが、日常の予防目的にはスポーツドリンクが適しています。
少しでも体調に異変や不安を感じられた場合は、我慢をせず、お早めに枚方市にございます森川医院までご相談ください。